目標について、私たちがいつも最初に伝えること、それは「目標を“超”具体的にしなさい。」ということです。
例えば、「やせたい」と思うのならば、目標は「やせる」ではなく「5キロやせる」とするべきなのです。
なぜ、前者より後者の方が好ましい目標なのでしょうか?それは、後者の方が、求める成功の姿をはっきりと見せてくれるからです。
「自分が望んでいるものは何か」これをはっきりとわかっている人は、そこに到達するまでやり抜くことが できます。 理由は、”目標が明確”だと、”何を行動すればいいかも明確”になるからです。
具体的な目標は、やり抜く力を与えてくれるのです。
セミナーなどで参加者の目標を聞くと、
「仕事で結果を出したい」
「健康的な食生活をしたい」
といった返事が返ってきます。そんな人に私は続けてこう質問します。
「どうなったら、目標を達成できたと言えるでしょうか?」 「目標を達成したときのイメージを思い描くことができますか?」 たいていの人は、こう質問されると答えられなくなってしまいます。
あるいは、困った顔をして、 「そこまでは考えていなかった」 という答えが返ってきます。
まずは、具体的かつ詳細に、自分が達成したいことを考え抜くことが大事です。
目標が具体的でないから、つ いつい「このくらいでいいや」などと自分を甘やかしたり、簡単に妥協してしまうのです。
今日のポイント!
目標を曖昧にすると、やりきる力が半減してしまいます。何か目標を設定する時は、できる限り「明確」にすると、やりきる力がみなぎってくる!
今日のアクション!
今あなたが目指している目標の中から1つでもいいので、「もっと明確にすることはできないか?」を考えてみよう!